遺族に願いを託す!遺言書作成をするならどこに頼むのがベスト?
公的に遺言書の作成を認められている機関である公証役場
公証役場は公的に遺言書の作成を認められている法務省管轄の役所です。日本全国約300箇所に設置されており、それぞれの公証役場には公証人が必ず1名以上配置されています。
遺言書は定められた様式に沿って作成しないと法的効力を持ちません。確実に執行される遺言書を作成したいなら公証役場に遺言書作成を依頼するのがおすすめです。ただし、利用には手数料がかかることに注意してください。金額は目的とする価額に基づいて計算されます。
法律のエキスパート!専門的な知識を持つ弁護士
遺言書の作成は弁護士に依頼することもできます。弁護士はあらゆる法律に長けたエキスパートです。その豊富な専門知識を活かし、遺言書作成に対しても法的根拠に基づいたアドバイスをしてもらえるでしょう。
弁護士の最大の強みは、何と言っても訴訟の代理人として活動できることです。遺産を巡る争いが勃発しそうな時、もしくはすでにトラブルが生じている中で遺言書を作成する時は迷わず弁護士にお願いしましょう。費用相場は10万~20万です。
身近な法律家でおなじみの司法書士
司法書士は不動産登記や商業登記に長けた法律家です。有している資産に不動産が含まれているなら、遺言書作成は司法書士にお願いすることをおすすめします。移転登記などが必要な場合に司法書士であればそのまま一本で対応してもらえるので便利です。
司法書士に遺言書作成を依頼する時の相場は5万~10万円とされています。また、司法書士は140万円までの簡易裁判所における民事事件であれば訴訟代理関係業務に携わることも可能です。